熟年離婚のすすめ~自由な女性になるために

熟年離婚の準備

離婚の意思が固まったら準備をしておくと安心です。
いきなり離婚を切り出すと、よく話し合わない内にケガを伴うケンカになったり、相手が頑なになって離婚が成立しないといったこともあります。

 

熟年離婚をしたいのなら、綿密に計画を考えます。

 

離婚の原因が不貞行為や暴力、借金などにある場合はこまめにメモを取り、後で証拠になるようにしてきます。
また、離婚話が出ると財産分与を惜しんで隠したり、逆に家族以外の人に贈与してしまう場合もあります。
生活費を渡さず、自宅から追い出そうとするかもしれません。

 

熟年離婚が決まるまでは法的に不利にならないように、処分禁止の仮処分を申請したり、家出などは避けておきます。

 

生活費が貰えなくなった時に備え、自分名義の貯金をしておくことも心掛けましょう。

 

熟年離婚の場合、離婚調停が決まるまでは数ヶ月から半年ほど掛かるとされますから、その間の生活費が賄えるよう、50~80万円前後の貯蓄を目指します。
それが難しいのであれば婚姻費用分担の調停(審判)を申し立てる方法もあり、離婚するまでの生活費を相手から受け取ることが可能になります。

 

後は引越しを見越して荷物の整理をしたり、子供の転校準備など、状況にあわせて準備を進めます。